不用になった物置を撤去したいとき、まずは業者に依頼しようと検討し始める方が多いでしょう。しかし、ホームセンターなどで売られている組み立て式の物置の場合、自力で解体することが可能です。自力で解体できれば、その分処分費用を抑えられます。そこで、物置を自力で撤去する方法や、業者に頼んだほうがよいケースについて解説します。
目次
物置撤去は素人でもできる?業者に頼む前にチェックしたいこと
物置の撤去はプロに依頼するしかないと考えている方は多いでしょう。しかし、物置の種類や状態によっては、素人でも解体することができます。自力で撤去できれば処分費用は安く済むので、業者に依頼する前に以下の3つのポイントをチェックしましょう。
・スチール製の物置は比較的解体が簡単
・物置が劣化しておらずネジやボルトが錆びていない
・アスベストが使用されていない
状態のよいスチール製の物置は、作業できる人が数人いれば解体可能です。反対に、ネジやボルトが錆び付いていたり劣化して屋根や壁が崩れそうな状態だったりする物置は、業者に解体を依頼したほうがよいでしょう。また、古い物置のなかには、アスベストが使用されているものもあります。アスベストは素人が処理できないため、専門の業者に任せましょう。
自分で物置を解体するときに準備するものと手順
自分で物置を解体するときに準備するものや手順をご紹介します。
物置を解体するときに準備するもの
準備するものは以下の通りです。準備をしっかりして、ケガをしないように気をつけましょう。
・軍手
・スパナやレンチ
・バール
・ハンマー
・電動ドライバー
・脚立
物置は1人で解体することも可能ですが、できるだけ複数人で作業したほうがよいでしょう。
物置解体・撤去の手順
自分で物置を解体・撤去する手順をご紹介します。
1. 物置内の棚板をすべて取り外す
2. 屋根を固定しているボルトを緩め、屋根を取り外す
3. 物置のドアを取り外す
4. 壁板を固定しているボルトを緩め、1枚ずつ取り外す
5. 床板を取り外す
床板を取り外したら、物置の解体はすべて終了です。
仙台市における解体した物置の処分方法
解体した物置は粗大ごみとして処分します。しかし、仙台市の粗大ごみインターネット受付の「品目一覧表」には掲載されていないため、サイズを確認のうえ電話で申し込みをしましょう。粗大ごみ受付センターは(電話番号:022-716-5301)月曜日から金曜日の9:00~17:00に受付をしています。
粗大ごみ回収の申し込みをすれば、収集日に手数料納付券を貼って所定の収集場所に出すと回収してもらえます。
また、軽トラなどを使って自分で運べる場合には、次の2つのごみ処理工場に持ち込むことも可能です。
・今泉工場:仙台市若林区今泉字上新田103(電話番号:022-289-4671)
・葛岡工場:仙台市青葉区郷六字葛岡57-1(電話番号:022-277-5399)
月曜日から金曜日の9:00~16:15でしたら、予約不要で粗大ごみを持ち込めます。処分の手数料は、現地で現金払いです。
物置撤去の業者を選ぶポイント
物置の解体や撤去を自力で行うのが難しいと判断した場合は、専門の業者に依頼しましょう。解体業や不用品回収業などを行っている業者であれば、物置の解体・撤去は可能です。ホームページなどをチェックして、なるべく経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。また、可能な限り複数の業者に見積もりの依頼をして、価格や応対を見て業者を選びましょう。
まとめ
物置の解体・撤去を自分で行う方法や業者を選ぶときのポイントをご紹介しました。
スチール製の物置は自力で解体・撤去が可能なケースが一般的です。準備をしっかりして、安全に気をつけて作業しましょう。しかし、劣化が激しかったりアスベストが使用されていたりする場合には、専門の業者に依頼します。業者に依頼する際は、ホームページなどを確認して、物置の解体実績が豊富な業者を選びましょう。複数の業者へ問い合わせをして、対応や料金がよいところを選ぶのがおすすめです。
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